フィーノとお別れ
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Yorkshire Terrier チェス・タイニー・フィノ・マワ の写真集


フィーノとお別れ 2005年9月28日~2000年8月24日

命の存在を強く実感したのが「お別れ」でした。
写真は今の記憶をたどれる大切な思い出にタイムスリップできます。
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犬友さんが、小さい小さいフィーノを紹介してくれました。
体を寄せてくる健気な様子が愛おしくて…。


         シャッターチャンスの多かったフィ-ノ

心臓病で14歳で亡くなりました。

心臓病になって

ヨーキーらしい性格のフィノ。用心深く、聡明、活発でした。
小柄ながらとても勇敢な姿は忘れられません。
「サッカー」のドリブルとパス、ゴールした時は嬉しそうにクルクル回っていました。

芸達者なフィーノ。
体重1.8キロをキープの健康体と言われていました。



心臓の病気になり1.4キロまで痩せてしまいました。薬を服用するようになりました。
寝てる時も食べている時も呼吸が荒くなったフィノは動物病院に通う日が多くなりました。

その頃のフィーノは、急に膝の上にのってきたり、体を撫ぜてほしいサインなどが頻繁になりました。
そして、元気なまわから離れていました。




お別れ

ある日、熱があり呼吸も荒くなったいつもと違う様子のフィーノ。
急遽入院となり酸素室に。呼吸を普通にしている様子に安心しました。
ただ帰りは退院はいつ?、酸素室から出られるのか?、寂しいだろうなと悶々としていました。

3回目の面会の時、
酸素室の小窓を「落ち着いてますよ、窓を開けましょう」と言っていただき小さな窓をオープン!
いつものように手を振り、そっと手を入れるとコトコトと近づいてきたフィノ。
ペロと手を舐め「帰りたい」と言っていました…ようでした。



次の日の午前、病院から「すぐに来て下さい」と連絡がありました。
家から病室に入るまで記憶がありません。覚えているのは、先生の手の下でフィーノは心臓マッサージの様子…。
もう大切な命は消えてる…。

病院でのお別れを経験をしました。

今、思うこと

病院の先生はじめスタッフの方々に感謝しています。

フィーノは3回目の面会の時に「もう家に帰れない」と悟ったのでは…そんな風に感じています。
あの日、手を舐めたのは「帰りたい」ではなく「さよなら」になりました。辛くて悲しいです。



大好きだったタイニーと会えましたか? 会ったことのない頼もしいチェスに会えましたか? 
あなた達に「ありがとう、愛してる」。