チェスとお別れ
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Yorkshire Terrier チェス・タイニー・フィノ・マワ の写真集


チェスとお別れ 1989年7月25日~2005年1月17日

命の存在を強く実感したのが「お別れ」でした。
写真は今の記憶をたどれる大切な思い出にタイムスリップできました。
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アナログのフィルム時代は「カメラ屋さん」にお世話になりました…。
過去の一場面を記録した写真は貴重です。でも写真として記録できていなくても
懐かしい、温かい思い出として残っていました。

心強い相棒

知り合いのヨーキーに2匹の兄弟犬が産まれ、下の男の子が家にやってきました。



華奢だったチェスは、静かで勇敢なヨーキー。
16歳で老衰で亡くなりました。

長生きできないかも…と言われたチェス。散歩散歩散歩で筋肉隆々になり健康でした。
ただ13歳で膀胱砂粒になり、療養食(ヒルズのs/d缶)が主になりましたが…。
また、歯石とりで歯を全部失いました。「犬は咀嚼しなくて大丈夫」「ヨーキーは歯が弱いから」と
慰めて?いただきましたが、歯の管理は飼い主の責任です。申し訳ない気持ちでいっぱいに。
当時話題の「100歳の金さんと銀さん」のように、歯茎で何でも食べていたチェスです。



苦手な雷の音に反応がなくなった頃でしょうか、寝ていることが多くなりました。
容態は一進一退の日々…チェスの好きな事をしたり、好きな食べ物をあげました。

お別れ

病院に通って7日目の夕方。
苦手な注射をしてもらった帰り、車の窓から顔を出そうとした姿が忘れられません…。

次の日の夜明け、タイニーがいつもと違う時間・様子で起こしにきました。
(チェスの容態の変化を報告しにきてくれた…と思っています。)
チェスは口を大きく開け声にならない声で呼んで?いるようでした…。
抱き上げた瞬間、スーッと眠りました…抱いた温もりの変化を感じた私の手は震えました。
それから1時間後、チェスは夫の腕の中で亡くなりました。



3,1キロの相棒。私はあなたという存在を頼りにしていました…。

あなたとの出会ってヨーキーフアンになりました。

「会いたい」…。ありがとう。